地域サステナ

地域サステイナビリティの実践農学教育

概要

本学農学研究科では、副専攻として「地域サステイナビリティの実践農学教育」プログラムを実施しています。本プログラムの目的は、農業と環境に関する地域社会の問題についての専門知識を身に付け、問題解決に対する実践的な能力を養うこと、また、「サステイナビリティ」という概念の持つ多様性・国際性・学際性を理解し、社会への適用を検討することです。
このプログラムは、修士課程の修了要件(30単位)に加え、4つのプログラム科目(計4単位)を取得することで認定を行っています。「熱帯農業フィールド実習」、「グループ課題演習」の2科目が、インドネシアで実施する“サマーコース”、また日本で実施する“ウインターコース”に対応しており、「地域サステイナビリティ農学概論」、「アジア農業論」は、本学において集中講義として開講されます。

教育効果

教育課程における国際経験は、個人のレジリエンスを著しく高め得ることが広く知られています。この“生きる力”とでも言うべき能力は、一般社会でごく当たり前に求められるにも関わらず、通常のカリキュラムではなかなか得ることができません。サマーコース、ウインターコースなどの短期研修を通して、自身の能力を最大限に引き出すことを目指しています。

コミュニケーション能力

本プログラムは、「地域・国際社会で自立的に問題解決が出来る力を持った人材の養成」を目標として掲げています。社会性やコミュニケーション能力に物足りなさを感じていた学生が、第三者から見ても「自信がついたように見える」、「顔の輝きが変わった」などと言われる例が多数見受けられます。

研究や学習に対する姿勢

参加学生の専門分野が多岐にわたることから、共通的、基盤的な事項について、深く掘り下げて考えるよい機会にすることができます。インドネシアの学生は広い分野の知識を吸収する意欲が高く、交流によって得られる教育効果は、非常に大きなものになります。インドネシア側の学生に刺激を受けて、研究や学習に対して明らかに意欲的になる学生が多数見られます。

他研究科からの参加

本プログラムは農学研究科の副専攻プログラムとして実施していますが、他研究科からの参加も受け入れています。ただし、サマーコース以外の集中講義等の全ての活動に参加することを条件とします。詳しくは担当教員にお尋ね下さい。

活動状況や体験談など

地域サステナの各種活動については、右のメニューからご覧ください。また、留学生センターの体験談にも留学体験が記載されています。

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