DDプログラム

ダブルディグリー・プログラム

1. ダブルディグリー・プログラムの目的

茨城大学大学院農学研究科と、インドネシアの大学双方で2つの修士号を取得する特別教育プログラムです。茨城大学の目標である「国際化・国際貢献」、「世界に通用する人材の育成」の水準を大きく引き上げ、東アジアをはじめとする国際舞台で活躍する人材の育成を目指します。
プログラムに参加する学生は、両大学の修士課程に入学し、両大学の修了要件を満たすことで2つ学位を取得します。ただし、学費は茨城大学でのみ発生し、一部の単位は相互に互換認定して修了要件とします。個々のケースに委ねられますが、1年程度インドネシアで研究活動と講義の受講を行い、2つの修士論文を作成します。
異なる2つの大学で教育研究を行うことにより、幅広い知識や国際感覚を習得することが期待できます。さらに、より多くの体験が豊かな人間性を築き、これからの社会に求められる“国際社会で活躍できる人財”へと成長する大きなチャンスになるはずです。

2. カリキュラム

ダブルディグリー・プログラムを履修する場合は、受入大学におよそ1年間留学し、授業履修と修士論文研究を行います。インドネシアの新学期は9月から始まるため、修士1年次の8月末に渡航し、修士2年次の7月末頃、帰国することになると考えられます。
茨城大学における修了要件は他の学生と基本的に変わりませんが、インドネシアで履修する科目のうち、6単位程度を専攻科目として振り替える予定です。自身の専門分野の専門科目4単位は、日本で習得することをお勧めします。各大学における修得単位数については、下記表を参考にして下さい。指導教員や担当教員に必ず相談し、履修計画を立てて下さい。
なお、インドネシアでは、プロポーザル(簡単な研究計画ではなく、既往研究や具体的な実験計画を記したもの)を作成して学務の認証を得てから研究室に配属され、実験等を開始します。渡航前から指導教員と連絡を取り、プロポーザルの作成を進めておくことを推奨します。

ボゴール農科大学の例

ボゴール農科大学の例

ガジャ・マダ大学の例

ガジャ・マダ大学の例

ウダヤナ大学の例

ウダヤナ大学の例

3. 諸注意事項

ボゴール農科大学およびウダヤナ大学では、修了までにTOEFLスコア(500点以上)が必要です。インドネシア滞在中に受験することもできますが、事前にクリアしておくことをお勧めします。
また、ガジャ・マダ大学への入学はTOEFLスコア(450点以上)とGRE General Testスコア(500点以上)両方が必要です。入学願書を提出するまでに必ず両方のテストを受験し、基準点をクリアして下さい。
日本と同様に、インドネシアは英語圏ではありません。授業は基本的に英語で行われますが、大学生活ではインドネシア語に触れる機会も多くあります。多言語の習得に抵抗のある方は、基本的な単語や簡単な会話を事前に習得しておくことを推奨します。

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