セメスター留学

IFISC/AIMS

国際食産業科学コース(IFISC)による交換留学(必修)

茨城大学農学部食生命科学科では,生命科学や食品の加工,流通,安全性に関する知識・技能を修得し,生物機能の高度利用や安全な食料・食品の生産,供給を通じて様々な食料問題を解決するための能力や食品分野で国際的に活躍できる人材の育成を目指しています。特に,国際食産業科学コースでは,食品の化学と機能,加工,保蔵,流通および安全管理技術など食品の安全性について幅広く学ぶため,3年生の後学期に「国際食産業科学海外講義I~XI」が設定されています。インドネシア,タイ,マレーシアなどASEAN地域の協定大学へ留学し,アジアの食糧生産と食の安全性について学習することで,多文化理解とコミュニケーション力を習得し,食の専門家として海外で活躍できる人材へと成長しましょう!

AIMSプログラムによる交換留学(3年次後期)

AIMS(Asian International Mobility for Students)とは,SEAMEO RIHED(東南アジア教育大臣機構・高等教育開発センター)が主導する国際共同教育推進プログラムであり,インドネシア,タイ,マレーシア,フィリピン,ベトナム,ブルネイ・ダルサラーム,シンガポール,韓国および日本の9か国(2019年現在)が加盟しています。その目的は,政府奨学金の支給により,「ASEAN共同体」の持続的発展に資する10分野(農学,工学,食糧科学技術,経済学,国際ビジネス,言語・文化,観光科学,環境管理科学,生物多様性,海洋学)の学生交流を促進し,国際的な視野をもった人材を育成することです。
日本からは文部科学省が指定する11大学のみが参加しており,茨城大学は,東京農工大学,首都大学東京と協働して「ASEAN発,環境に配慮した食料供給・技術革新・地域づくりを担う次世代人材養成」を目標に掲げて交換留学生の派遣・受入に取り組んでいます。アジア地域の「環境と調和した多文化共生社会の持続的発展」に貢献することは,私たちにとって重要な課題です。ASEAN地域の協定校に1学期留学することで,持続可能な社会を実現するための自立的な問題解決能力を有するグローバル人材へと成長しましょう!

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