地域サステナ

2013年度サマーコース

実施概要

実施日

2013年9月14日~21日

ボゴール農科大学コース参加者

茨城大学(大学院生3名,学部生1名,教員3名)
筑波大学(大学院生2名,教員1名)
琉球大学(大学院生4名,教員1名)
東京農工大学(学部生1名)
日本大学(学部生2名)

ウダヤナ大学コース参加者

茨城大学(大学院生4名,学部生1名,教職員4名)
筑波大学(大学院生2名)
東京農工大学(学部生2名)

ボゴール農科大学

インドネシアへ出発。ジャカルタ空港で琉球大メンバーと合流しました。

ボゴール農科大学の演習林にて。樹脂の収穫を見たり,土壌分析をしたり。

ポスター発表という名の口頭発表です。

ボゴール農科大学の講義室で授業を受けました。もちろん英語です。

ボゴール農科大学構内の圃場を見学。規模が大きく,地域社会と密接に連携しています。

ゲストハウスに戻ってグループディスカッション。議論は深夜まで続きました。

チームワークが発揮されるグループプレゼンテーション。

修了式。お疲れ様でした。

ウダヤナ大学

ウダヤナ大学チームは飛行機を乗り継ぎ,バリです。

バリです。

ポスター発表と口頭発表を組み合わせ,自身の研究紹介を行いました。

英語での授業やセレモニー。

バリの伝統的な農業を題材に,充実したフィールド実習。

室内で土壌分析などの実験を行い,データを得ます。

バリの文化にも少し触れて。

難しい課題を皆で考え,グループプレゼン。

充実したサマーコース,お疲れ様でした。

★サマーコースの取り組みがバリの新聞(Bali Post)に掲載されました!(クリックで拡大)

★サマーコースに参加した学生3名が,NHK BS1「地球アゴラwith You」(11/4放送)に出演しました。茨城大学特集の第2部「体験こそチカラ さあアジアへ!」では,サマーコースの映像も使われ,インドネシアでの体験が早速チカラとして発揮されました。

実施報告ポスター

ボゴール農科大学コースは準備中
ウダヤナ大学コースはこちら

優秀グループプレゼン

ボゴール農科大学コース:Bグループ
ウダヤナ大学コース:準備中

優秀レポート

ボゴール農科大学コース:Miyuki ISHIKAWA
ウダヤナ大学コース:Manami AKIYAMA

総評

今年度のサマーコースには,茨城大学の大学院学生・学部生九名のほか,筑波大学,琉球大学,東京農工大学,日本大学の学生も現地で合流し,総勢十九名の日本人学生が参加した。留学生を含めて計五ヶ国の学生が参加することとなり「インター・ナショナル」であり「インター・ユニバーシティ」となる教育プログラムが展開された。
ボゴール農科大学では,現地学生二十四名を加えて混成グループを作り,大学演習林や大学圃場において,環境調査などの現地実習を実施した。実習で得たデータや知識を基に,グループごとに「持続可能な農業」の実現に向けた課題と解決策を話し合い,その結果を報告会で相互に議論した。ウダヤナ大学でも同様に,八名の現地学生とともにバリに固有の農業水理組合「スバック」や,ユネスコ世界遺産に登録された棚田などでの実習を行った。学生が主体となって現地の方から経営手法や栽培方法などを聞き取ったほか,それぞれの調査地で簡易土壌分析を行い,観光産業が優勢なバリにおける農業のあり方について考察し,同様に報告会を行った。
日本人学生は,当初,流暢に話せないことを恥じて積極的に発言しない場合が多く見受けらたが,議論が進むにつれて意見を言い合える関係が築かれていった。インドネシアの学生の友好的な姿勢にも助けられ,日本人学生も自然と積極的に発言する「外向き指向」を育む場になったと言える。
現地では,「農業の持続可能性」を考察するだけでなく,それぞれの修士論文研究に関するポスターセッションなども行った。大学での教育・研究環境が大きく異なるインドネシア人学生との研究交流は,現地学生のもつ高い向上心に刺激されたり,また,日本での恵まれた研究環境を認識する契機となったりと,双方にとって非常に有意義なものとなった。

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