地域サステナ

ウインターコース

1. ウインターコース概要

インドネシアの3大学(IPB,ガジャ・マダ大学,ウダヤナ大学)の学生・教員を招聘して,茨城大学農学部において開催します。ウインターコースは,サマーコースと同様に講義と実習とで構成されています。特に実習では,インドネシアとは著しく気候が異なる日本における農業について改めて考察することが,日本人学生にとっても良い刺激となります。また,茨城大学で実施している学生国際会議(ISCIU)などの機会を利用して,サマーコースと同様に修士論文研究についてのポスター発表を行い,研究の進捗を確認し合うこともできます。

2. 2015年度ウインターコース

実施概要

実施日
2015年11月29日~12月6日(12月5日,6日はISCIU11に参加)
参加者

茨城大学(地域サステナ11名,AIMS受入学部生7名,教職員多数)
ボゴール農科大学(茨大招聘3名,農工大招聘2名,招聘教員1名,独自派遣教職員2名)
ガジャ・マダ大学(茨大招聘2名,招聘教員1名)
ウダヤナ大学(茨大招聘3名,招聘教員1名)
キングモンクット工科大学トンブリ校(茨大招聘2名,招聘教員1名)
コンケン大学(茨大招聘2名,招聘教員1名)
コンケン大学(茨大招聘2名,招聘教員1名)
ブルネイ・ダルサラーム大学(招聘教員1名)

実施内容

午前中に来日し,筑波実験植物園を見学。絶滅危惧種の展示や異なる気候帯の植物の展示を通して,生物資源について考察しました。

開会式後,留学生センターの瀬尾先生から文化の多様性について考察するセミナーを開催して頂きました。

農業環境技術研究所インベントリーセンターにて,大倉利明先生から資源としての土壌の大切さや土壌の生成分類についてレクチャーを頂きました。

歓迎会では各大学からの挨拶も。今年はタイの学生が多く,例年以上ににぎやかでした。

本学の遺伝子実験施設にて,安西教授および古谷助教による入門的な体験実験の機会を頂きました。

あした有機農園(株)ヴァレンチアを訪問し,持続的な農業生産技術と高付加価値な生産物の流通について考察しました。

ガジャ・マダ大学のAni先生,ボゴール農科大学のMarimin先生などにレクチャーを頂きました。西川准教授からは農業を取り巻く課題や活性化のために必要な政策などについて,また,成澤教授からは,植物病害に克服するための新技術について考える刺激的なレクチャーを頂きました。

国際農林水産業研究センター(JIRCAS)を訪問。インドネシア・タイと共同で進めるプロジェクトの紹介や圃場見学を通して,農業技術を通した国際貢献について考察しました。

ウダヤナ大学のDewa先生やキングモンクット工科大学トンブリ校のVarit先生,コンケン大学のWuttigrai先生からレクチャーを頂きました。熱帯果実のポストハーベストなど,日本ではなかなか学ぶことのできない内容でした。

4つのグループに別れ,①Bio-Resource & Risk Management,②Global & Regional Environment,③Production Technology & Marketing Strategy,④International Cooperation & Governanceをテーマにディスカッションをおこないました。

グループプレゼンでは,4つのテーマに沿って「農業の持続可能性」を論じました。

閉会式および懇親会をおこないました。最後はタイの学生によるポップなダンスの披露で盛り上がりました。

12/5-6は水戸で開催された第11回茨城大学学生国際会議(ISCIU11)に参加。基調講演や研究発表を通し,有意義な時間を過ごしました。

実施報告ポスター

準備中

グループ・プレゼン

Aグループ・Bio-Resource & Risk Management
Bグループ・Production Technology & Marketing Strategy
Cグループ(ベストプレゼン賞)・International Cooperation & Governance
Dグループ・Global & Regional Environment

総評

準備中

3. 過去のウインターコース

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